水虫治療の難点

足の水虫は、症状の発現の仕方によって4つのタイプに分類されています。ポツポツと小さな水泡ができて強い痒みを伴うのが小水疱型です。指の間が赤くただれて痒く皮が剥けるのが、最も多いタイプの趾間型です。足の裏の皮が厚くて硬くガサガサになりますが、それほど痒みがないのが角化型です。診察と検査が終わって足白癬だという診断がくだされますと、治療が開始されることになります。
治療に際して難しいのは、足白癬が皮膚について増殖したカビと患部の条件とが合わさってできる病気ですので、抗カビ剤を付けたからといってすぐに治る病気ではないということです。治療には、どうしても薬と足のケアの両輪で対処する必要があります。現在の新しい市販薬では、かぶれやすさの差も特にありません。これらの特徴を考慮した上で使用してみて、使い心地を確認した後に最適なものを選択するのがいいでしょう。
用量や用法を守って水虫の薬を使用していても、かぶれがでてしまったり、水虫の状態が悪化してしまう場合があります。その場合、闇雲に薬を信用することは避けて、使用を中止して皮膚科で診療を受けましょう。また、その治療薬が水虫に効果があるのかどうかを判断するのは、1週間ほど様子を見ましょう。症状が治まる様子がなければ、その薬があっていない、あるいは別の皮膚病の可能性があります。その場合にも皮膚科へ相談することをお勧めします。
水虫で内服薬が用いられるケースは、水虫の症状が酷い場合や、あちらこちらに症状が発現しているという場合などです。水虫の外用薬と内服薬の大きな違いというのは、文字通り外と内ということで、水虫菌に対して身体の外側から水虫菌を攻撃するのか、あるいは内側から退治していくのかということです。皮膚は、ターンオーバーという新陳代謝を常に行っています。ですから、体内から水虫菌を撃退してしまいますと、ターンオーバーによって、死んだ水虫菌が古い角質と共に体外へ出て行くということになります。

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