水虫治療と治療期間

また、足水虫(足白癬)の場合は、特に注意を必要とするポイントがあります。水虫を完全に治すには、やはり一定の治療期間が必要となります。症状により完治までの期間は違ってきますが、大体の治療期間の目安は最低4週間から2ヶ月と言われています。近年の水虫治療に効果的な治療薬の目覚しい研究・開発の結果、趾間型や小水疱型の水虫ならば、皮膚のターンオーバーの期間などを踏まえておおよそ4週間ほどの塗布で水虫菌が死滅するといわれる時代になりました。
白癬菌を撃退する一方で、菌の感染ルートを断つことも大切です。ふやけた趾間型か、乾燥した小水疱型かなど足白癬の患部の状態によって、液剤と軟膏剤との使い分けがされています。液剤でアルコール溶液になっている場合は病巣に対して少し刺激が強くなっており、患部を乾燥させてします傾向があります。水虫の感染力はそれほど強くなく、水虫菌を動物に故意に付着させて水虫を発症させることは、難しいことなんだそうです。
ところが、人間の場合には、足が靴で圧迫されたり、傷やシワなどができやすいことなどから、割と簡単に皮膚への侵入を許してしまうそうなんです。クリームタイプの水虫治療薬は、べたつきも少なくて伸びがいいですから使用量も少なくて済みます。また、水虫菌が潜んでいる角質層に浸透しやすいというメリットもあります。市販の水虫治療薬を一週間ほど使っても痒みが止まらない場合は、水虫とよく似た皮膚病である可能性がありますから、早急に専門医の診察を受けませんと悪化させる恐れがあります。
水虫の治療は、抗白癬剤の塗布が中心で、医師の指示に従いながら根気良く行う必要があります。予防においては、水虫感染者との特に足まわりの直接および間接接触を避けて感染しうる機会を減らしながら、足を清潔に保ち長時間湿度の高い状態にならないようにします。塗り薬による治療効果が得られない、あるいは症状の悪化が見られるような場合には飲み薬が適応となります。

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